リサイクルショップ開業の心得

地球にやさしい環境のためもっとリサイクルを

仕入れルート

古物商やリサイクルショップでの安定経営を目指すのであれば、商品をしっかりと仕入れることが出来るルートが大切で、それをどれくらい多くもっているのかが成功のポイントとなります。

この仕入れのルートなのですが、リサイクルショップにおいては一般の消費者からの仕入れというのが、とても重要な仕入先となります。

特定の人からの中古品においては数に限りはありますから、いかに多くの人々との繋がりを持ち、より多くの商品を集めていくことが大切です。

f:id:reusewest:20171102145231j:plain

一般の主な仕入れ方法

さて、一般のお客様からの仕入れについてなのですが、大きく「買取方式」と「委託方式」にわけることができます。

買取方式

買取方式というのは、お客様が商品を持ち込み、店舗側がその商品に値段をつけ、双方が納得できたら買取るという、まさに「リサイクルショップ」という方式で、ブランド品や高価なものであれば1点ずつ査定されることになりますが、ノーブランド品や大量に出回っていて価値の低いものであれば、その数によって値段を決定されるということもあります。

委託方式

委託方式は、お客様から商品を預かり、それをお客様の代わりに店舗側が販売するというもので、販売価格については、お客さまが決定することが多くなります。 そして、その商品が売れた場合、店舗側が売値の何%かを受け取るのか、委託料として数%を受け取るのかを設定します。

さて、それぞれのメリット・デメリットなのですが、基本的に今の主流は「買取方式」で「委託方式」はどんどんと減少していっている傾向にあります。

というのも、買取方式であれば、商品を買い取ってしまえば、その値段は自由に変更できますし、例えば売れ残ってしまっているものであれば、それを他の商品とセットにして販売するということも可能となります。 まぁ、店舗ですから、その広さには限界があり、売れないものをずっと抱えておくことはデメリットにもなります。

減少しつつある委託方式については、メリットとしては、仕入れ金が発生しないためお金の心配はいりませんが、販売価格は委託したお客様が決定することになりますので、売れない場合は、いつまでも置いておかなければならないことになります。 それだけならいざ知らず、あくまでも預かり品ですから、保管・管理には相当の注意を払わなければなりませんし、「商品の置き場が悪いから売れないんだ!!!」などというクレームにもなりかねません。

まぁ、そんなこともあり、買取方式が主流となっていくのは当然の成り行きなのでしょうね。