リサイクルショップ開業の心得

地球にやさしい環境のためもっとリサイクルを

リサイクルショップ開業のメリット

リサイクルショップという表現はごく最近で、いわゆる「古物」を扱っている商売は昔からあったのですが、現在の日本にはあふれるほどのモノがあり、バブル崩壊とともに消費が低迷、また地球温暖化問題のこともあり、簡単にゴミ化することに対する罪悪感も芽生え始め、エコブームとなり使えるものは長く使おうという考え方が広がっていきました。

「不用品を有効活用したい」「安価に良いものを手に入れたい」 そんな意識の広がりから、次第に古物市場が活性化していくことになります。

このように古物に対する考え方、中古品に対する人気が、今現在のリサイクルショップを増やす原因となっています。 f:id:reusewest:20171101153850j:plain

開業のメリット

まずリサイクルショップを運営するに辺り、一番のメリットは「仕入れ」ではないでしょうかね。 そもそも中古品や古くなって使わなくなったモノを安くで買い取るわけですから、その他のビジネスと比較すると圧倒的に仕入れ資金が安くすみます。

おまけに仕入れ価格は、売り手と買い手だけの間で決定しますから、市場の平均価格なんてものがありませんからね。 交渉によっては、仕入れ金をさらに抑えることができます。

また、仕入れた品に売値をつけるのはリサイクルショップ次第ですから、その利益率は圧倒的に他の業種よりも高くなります。 例えばスーパーなどであれば、同じ野菜を買うなら「1円でも安いところを探して買う」なんてことにもつながりますので、店舗側で好き勝手に値段をつけることができません。 競合他店舗の値段と比較しながら値段をつけなければなりませんので、どうしても薄利多売方式を取らざるを得なくなります。

その点、リサイクルショップであれば、売りたい商品の価値は、その買い手に依存されています。 誰もが見向きもしないガラクタ同然の商品が、ある誰かにとっては宝物になるなんてこともザラですし、利益率50%オーバーなんてことも可能なのです。