インターネットでのオークションは古物商やリサイクルショップにとっても、大変利用価値があり、販路拡大に大きな影響を与えます。
そこで、ネットオークションの盛り上がりとともに「改正古物営業法」が施行されました。 これは、盗品などの売買を防止するため、従来の古物営業法を一部改正し、新たな法的規制を設けたもので、ネットオークションを運営する業者は、事前に公安委員会に届け出を提出しなければなりません。
これは既存の古物商も同じで、インターネットを利用して商品を売買する場合、そのURLを都道府県公安委員会に届けなければなりませんし、許可番号をホームページに記載するように義務付けられています。
違反した場合は、無届け営業の場合は20万円以下の罰金、オークションの中止命令違反の場合は、6ヶ月の懲役、または30万円以下の罰金が科せられることになります。
インターネットによって、誰でもが世界に情報が発信できるようになったとはいえ、その中においても、様々な規制がありますので、まずはしっかりと確認することが大切です。
ちなみに、ネットオークションの動向を調べてみると、その利便性からら利用者はドンドンと増えているようで、さらにはリピート志向が強いのだそうです。
これは運営者からすると、嬉しい限りですよね。
大抵の商品サービスの場合、リピーターが全売り上げの8割を支えているということですから、ネットオークションでファンを獲得することができれば、リサイクルショップの運営も安泰というものです。