リサイクルショップ開業の心得

地球にやさしい環境のためもっとリサイクルを

JFE系、ペットボトル再生に本格参入

リサイクル大手のJFEエンジニアリングが、ペットボトルのリサイクル事業に本格参入。

子会社などが約100億円を投じ、津市にリサイクル工場を新設するのだそうで、現状、使用済みペットボトルなどの廃プラスチックは中国が輸入規制を行っており、日本国内で未利用の廃プラが増える懸念が強まっていて、この新工場が本格稼働すれば、国内の未利用の廃プラの4%程度を再利用できる計算となるようですよ。

ペットボトル再利用
ペットボトル再利用
プラスチック循環利用協会によれば、2018年に国内で発生した廃プラは891万トンで、そのうちリサイクルされなかった廃プラは142万トンにのぼるのだそうで、これは計算方法の変更で前年と単純比較できないのだそうですが、やはり中国の輸入規制の影響が出ているようで、有害廃棄物の移動を制限するバーゼル条約では21年から廃プラも国際的な移動が制限されることになっています。

今回のリサイクル事業については、稼働から2年以内に年6万トンの使用済みペットボトルを受け入れる計画となっており、リサイクルしたペットボトルは、国内外の飲料メーカーに販売する方針のようで、まずは売上高で年70億円を目指すのだとか。

ごみ問題は、今や地球環境を考えるうえで、最重要課題となっていますので、このような動きが加速していき、さらにはプラスチックを極力使わなくなっていくような世界に進んでいきたいですね。